ハンコに使う木材や竹はそれぞれによって硬さや繊維の密度がまちまちで、彫りやすさや細かく彫れる限度に違いがあります。そのため、それぞれの素材にあったデザインを考える必要があります。

左端は使わなくなった筆の柄。プラスチック製です。加工のしやすさは中程度といったところですが、木目がなく側面にも彫れるので、ロール状のスタンプにもなりそうです。
右隣の二つは竹。大きめの100円ショップで買いました。左の細い竹は節の部分を使いますが、それ以外の部分でもデザイン次第でハンコになります。右は太い竹を丸くカットしたもので穴は開いてませんので、自由に彫れます。密度は細かいけれど硬くもなく、彫りやすくて細かいデザインも可能なので、お奨めの素材です。
その右は竹根。ハンコ用に売っている高価なものは密度も高く彫りやすいですが、これは100円ショップにあったもので繊維が粗く、細かいデザインには向きません。
右端はラミン材。100円ショップやDIY店などでよく売っているものですが、やわらかすぎて、彫っても繊維がほつれてきれいな線が出ません。ハンコには不向きかも。

こちらの木材はどれも東急ハンズで買ったもの。左端のチーク材は他よりもやや高めですが、程よい硬さと彫りやすさでとても扱いやすく、初心者でも彫りやすそうです。ただしあまり細かい細工には向きません。
右のサクラは硬さは程よいのですが、ラミン材のように繊維がほつれることがあって必ずしも彫りやすいとはいえません。
中央のタモはやや硬め。その分、加工は難しいですが、細かい線が彫れます。
その右の樫はかなり硬めで、彫るのはなかなか難しく、特に広い面を彫るのには苦労しますが、その分細かく彫ることができます。
右端の黒檀は他に比べてかなり値段が高く、また硬さも樫と同じかそれ以上で、彫るのは難しいですが、細かなデザインでも彫れます。